この仕事を始めた時から、技術という事に強い関心をもってやってきました。

というか、最初はなんならそれにしかほぼ興味がないというか。。。

なので、愛想よくヘラヘラして接客が大事だという意見には、そんなもの、技術に自信がない人が誤魔化しでお客さんに来てもらおうとしてるだけでしょ？位のイタい人間でした。笑

ですが、色んな方にお世話になる中で、そんな僕も色々考えるようになりまして。

このサロンを出す直前位ですかね。ある種の結論といいますか、自分の中で確信が持てる考え方というのができてきました。

『目の前のお客様に、本当の意味で役に立てる人間にならないと、自分の価値はない』という事です。

そしてそれは、技術だけではとても叶わないという事にだんだん気づいていきました。

それぞれのお客様に深いストーリーがあって、その氷山の一角に髪を切る、染めるなどの欲求ができて、そこに対して施術をするわけですが、その背景や、潜在的ななりたい自分というものを、聞き出せなくても感じられる自分の感性を磨く必要があるんだな～と思ったりして。

個人的に、特に最近感性とか、心とか、すごくマーケティング的によく使われる言葉で、色んな思惑や雑味を感じるなんかわざとらしい言葉に成り下がってしまった印象があります。

でも多分、人と関わる仕事である以上、どこまで行ってもお客様の「心」にアプローチする目線が大切なのは間違いないと思ってます。

だからこそ、お店の空間づくりにも色んな想いや工夫をこめています。

あなたの人生の主人公はあなたです。そんなもん当たり前という方もいると思いますが、無意識に周りに配慮しすぎたり、息苦しさを覚える事に身に覚えがある方は、意外と見落としてる部分かなと思います。

もっと勉強して、もっとお客様に必要な存在になれるように頑張ります＾＾