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正しい情報
前回書いた通り、毛髪のダメージについて書いていこうかと思ったんですが。
その前になんでそういう地味な事まで(笑)こういうコモレビに何かしらの印象を持っていただく場で書くかというと・・・・という事を改めて。
以前からもう長い事、美容業界の常識みたいなものが出ては消えてを繰り返しています。
前にもふれたとおり、以前、国が決めた法律の改定自体が誰かの損得のために、国民が健康のために知っておいた方が良い情報を閉ざしてしまったりという事があったんですが、何か大きい存在の都合で情報が操られている、というのも今じゃ常識となっています。こわやこわや・・・・・
そんなこんなで、せめてコモレビのゲストの皆様には正しい情報を選んで頂きたいというのが、このコモレビブログの美容情報というカテゴリーのテキストなわけです。
有名なところでは「イオンドライヤーは本当に意味があるのか」「シリコン(正式にはシリコーン)は本当に髪に悪いのか」などですかね。
でもそういう枝葉の話ではなく、根本的な話が前提にないといけないと思うんですね。
髪はどういう構造でできているのか?お肌は?それを構成する細胞は?という根本です。
それをふまえて、じゃあイオンて何?シリコーンて何?というお話になって、で、実際の検証結果は?という段取りじゃないと結局ネット内の右往左往に巻き込まれるだけだと思うんですね。
ちなみに、マイナスイオンドライヤーはマイナスイオンの発生で、乾くのが遅くて、その残った水分量の分シットリして感じるだけというのが実際の所なのですが、じゃあ全く意味がないのかというと、例えばハイダメージ毛で髪がすぐバサバサになってしまうという髪のドライ時に過乾燥を多少なりとも防げるかとも思います。でもそういう方ならほんとはドライヤー選びよりもっと大切な選択があるんですが。。。。
シリコーンは科学的に不活性なので全然髪やお肌に害はないんですね。ファンデーションとかにだってちゃんと入ってるくらいですし、(ファンデーションが全て肌に良いかという話になるととっちらかるのでここではふれません)整形などで体内に入れてても問題ないもんですからね。
むしろシリコーンが入ってないシャンプーで、石油系の界面活性剤で他のコーティング成分が入ってないシャンプーが髪に良いわけないんです。
でもシリコーンが入ってるから良いというわけでもない。結局ただのコーティング成分なだけなので。シリコーンと一言で言っても数種類あってめちゃめちゃ残留しやすいものとかもあるんですね。
残留したシリコーンの皮膜の上からパーマなどの繊細な施術をした場合、結局質感に与える影響があったりもするわけですが、だから「シリコーン=悪」てのはちょっと暴論かなと。
ガッシガシに傷んだ髪に物理的なダメージを防ぐためにはむしろ必要な部分だってあるわけです。
必要な人にはやっぱり必要という局面もある。という事なんですね。
じゃあ何が自分に必要か?
根本から全部勉強というのも大変ですよね。
だから僕らを頼ってくださいと、それに応えるための努力をずっとしていくと、ワタクシこう申し上げてるのでございます(うちの中学の校長先生のモノマネ)
とっちらかった情報、価値観を選ぶのは自分次第。しっかりサロンワークでお客様の役に立って、こういう場でも正しい情報をお伝えできるよう、自信持ちながらも自分を疑いながら頑張りたいです。
その先にしかお客様に選んでもらえる自分はないんですからそんな努力当たり前っちゃ当たり前ですが(笑)今後ともお付き合いくださいませ^^