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ko.mo.re.biのパーマ
ここ何回かでパーマの基本的な考え方などを書いてきました。
正直、この辺りの内容に関してはだけですけど、お客様に内容を理解して頂こうとは思ってなくてですね笑
ただ、パーマをキレイにかけるための必要な知識はこういうものですという事をお伝えしておきたくて、徒然なるままに書いてみました。
なので、「こいつ会話困難な奴か?」と思わず、「へー(白目)」位の感じでお読みください。笑
具体的に一人のお客様の施術例もあげさせて頂きますね。
お客様のIKUちゃん。
半年前に縮毛矯正をかけていて、カラーもハイライト、ローライトも入れています。
かなり応用技術にはなるのですが、縮毛矯正をかけた髪にパーマをかける際に気を付けなければいけないポイントがいくつかあります。
◆元の髪のクセの種類と強さをしっかり把握する
◆矯正時のかけ方、薬の種類、コンディションを把握する
◆薬剤のアルカリを極力少なくして熱をしっかりコントロールする
パーマの講習をさせて頂いてると、ペリセアやGMTなどのアシッド系薬剤は矯正毛にかかる気がしないからと、敬遠をされるスタイリストさんが多いように思うんですが、矯正毛の場合、その根本よりの部分の矯正の強さを和らげて、ゆらぎを加えて毛先の自由な動きを作ってあげると、すごく柔らかい質感でしっかりかかる事が多いです。
IKUちゃんの場合、元々の髪質のクセの強さはそうでもないのですが、ボハッとしやすく、細かくうねりを感じる質感。
矯正自体はアルカリ矯正なので、薬はアシッド系で酸シスのケア剤でカールのかかりすぎを抑えながら、大きい柔らかいカールをイメージしました。
加えて、ハイライト部などのハイダメージ部などにも負担が極力かからない薬剤選びと塗布の仕方というのもポイント。
そして、ワインディングも、カールの入り方を柔らかくするため、ドライワインディングをしたので、大きい可愛いカールを味付けしながら、ご自宅でも再現しやすいカールを付ける事ができました^^
かなり繊細な施術になりましたが、やっぱり喜んでもらえると本当に嬉しいです♪