2013-08-09

ヘアケアの知識

シャンプーのCMとか見てて、モデルさんの髪のキレイさは、そのシャンプーのおかげではない事ですが、観る方はうっすらわかっていても影響受けてしまいますよね。


傷んでる髪でも、ブローしたりスタイリングしたりすれば、かなりキレイに見せることはできますし、指通りがキシキシしてても健康そうな髪に見える髪もあります。


そもそも健康な髪ってなんなのか。


簡単に言ってしまえば、強度、弾力、保湿の3大要素を持ち、キューティクルにより毛髪内外の環境から保護されていることです。


以前にも書きましたが、髪を美しくするには、まず余分なダメージを与えない事が大切です。


そのためには最小限のダメージに抑えるカラー、パーマ、縮毛矯正をする必要がありますし、そのためには正しいカットが必須ですし、その技術や設備がちゃんとしたサロンを選ぶ必要があります。


その上で、間違った情報に左右されないシャンプーの知識、シャンプー選びが大切になります。断言しますが、髪の素材感を左右するのは、日々のシャンプー、トリートメントです。


基本的にヘアケア製品の選び方のポイントとしては


　　　①『アルコール』ができるだけ入っていないもの

　　　②『石油系界面活性剤』ができるだけ入っていないもの

　　　③『防腐剤』ができるだけ入っていないもの

　　　④低刺激処方のもの
　
　　　⑤髪や頭皮と同じ弱酸性のもの


なのですが、さらにシャンプーの場合は

　　　⑥髪や頭皮の皮脂を取り過ぎない適度な洗浄力のもの

　　　⑦泡立ちがキメ細かいもの


これらの条件を一定以上のレベルで満たせていれば・・・・何を使っても良いと思います（笑）


大切なお客様の髪を美しくさせて頂くという責任を考えれば、ヘアケアの正しい情報をお客様に知って頂くことは必要な事です。毎日髪を扱うのはお客様ご自身なわけですからね。


そのうえであればお好みの物をお使い頂くのは当たり前な話ですよね。あくまで上の条件を満たせていればですが＾＾；


それと大切なことは、正しいシャンプーの仕方です。


基本的にシャンプーは1日1回の2シャンが良いです。１シャン目で表面の汚れを落とし、２シャン目で毛穴の奥の汚れを落とします。（１シャンだけでもキメ細かい泡が豊富にたつのであれば１シャンでも良いですが、泡立ちが悪いままだと髪がダメージする上にしっかり洗えません）


その際、なるべく髪を摩擦しないこと、頭皮をしっかりもむこと（爪は立てず、指の腹で頭皮の中の筋肉やスジを優しくもむように）、しっかり泡を流すこと、トリートメントもしっかり流すこと。


タオルドライは髪を摩擦しないように、優しくおさえるように拭く事、なるべく早めに効果的に乾かすこと。



などが一連の流れの中で大切な事ですが、詳しくはご来店時、スタッフにお尋ねくださいませ☆